■NEC MEDIAS(メディアス) N-04Cの分解方法
発売直後、衝動買いしたMEDIAS N-04Cが、満充電しても本体が熱くなって、すぐにバッテリー残量低になるため、ドコモショップに持って行くと、本体故障とのこと。ドコモプレミアクラブに入っているので、どうせ無償修理だろうとタカをくくっていたら、購入から3年間以上たっているので有償修理だと言われました。しかも、修理代は1万5千円以上!かかるのだとか。マジスカ
中古のMEDIASが5千円以下で買えるのに、1万5千円出す気はさらさらないので、持って帰ってきて、(修理するつもりで)分解してみました。
注意!スマートフォンや携帯電話を分解・改造することは法律上禁止されており、分解・改造した携帯電話・スマートフォンが電波を発する場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金+前科という処罰がされます。
前置きが長くなりましたが、以下手順です。
MEDIAS N-04C分解手順
必要な道具
- ピンセット
- 精密ドライバー(マイナスドライバー)-ねじを外すためではなくバールの役目に使います
トルクストライウィングねじドライバー(先端が3つに割れたドライバーです。下の画像参照です)
分解します
バッテリーカバーを外してねじを2カ所外します。さらに、アンテナを伸ばしてねじを外します。
ねじはこの3つだけです。
2カ所のねじを外すとプラスチックの底が抜けます。アンテナのねじを外すと、アンテナが外れます。
次に左右のフレームを抜きます。これがわからなくて、しばらく悩みました。
左右のアルミのフレームは下に引き下ろすことで抜けます。ぬるぬるしてなかなか抜けにくいときは、フレームの上にマイナスドライバーをさしてテコの要領で隙間を空けます。隙間が空いたら、そこをとっかかりにして、したに引き抜きます。
これで、背面カバーが外れますが上の方がくっついていて外れにくいかもしれません。隙間にドライバーをさしてこじこじしましょう。(慎重に)
外れると、こんな感じになります。
ボタンを外します。
最後に、基板を外します。
基板を抜くために外すところは基本的には3カ所です。
まず、左側のコネクタとケーブルカバーを外します。
次に、右側のツメを外します。
この部分↑の基板の裏にはコネクタがあります。コネクタを外しながら突起から基板を外すことになります。コネクタはフレキケーブルなので、ここは、マイナスドライバーでテコでやるのはまずいです。フレキに傷をつけてしまいかねません。(実際、しくじってフレキのライン3本を切ってしまいました)
慎重にやりましょう。
最後に、左側のツメを外します。
ここまで外すと基板が抜けますが、コツが必要です。マイクロUSBのジャックが天井から飛び出ているので、それを引き抜きながら、基板を斜めに傾けて、手前に引きながら抜きます。文章にするとわかりにくいですが、角度をかえていろいろやってみて、抜けたらOKです。とにかく慎重かつ大胆に行きましょう。
これで基板が外れます。
腕に覚えのある方は、がんばって修理してください。私はこの時点で修理はあきらめました。
元に戻すときは、逆の手順をたどればOKです。
気をつける点は、
- ボタンの向き
- アルミフレームのセット
- 基板裏のコネクタ
です。
アルミフレームは本体の凹凸に合わせてレールにセットしてから上にひきあげて固定します。(左右に気をつけて)
基板をはめる前に、基板裏のコネクタを指しておかなければなりません。コネクタをはめてしまうと、自由度が狭くなるので、基板をはめるのがむずかしくなりますが、がんばりましょう。
代替部品さえあれば、修理も可能だと思います。ヤフオクにジャンクがたくさんでてますね。
注意!スマートフォンや携帯電話を分解・改造することは法律上禁止されており、分解・改造した携帯電話・スマートフォンが電波を発する場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金+前科という処罰がされます。
次回は、調子に乗って、さらに分解して乗っている石とかの写真をアップします。たぶん。。。(もう、修理する気はさらさらなし(笑)これでもう、電波が飛ばせないことになりました。